とうもろこしは鮮度が落ちやすい野菜の一つで、収穫後1日足らずで1~2%の糖度が落ちてしまいます。美味しいとうもろこし、鮮度のいいとうもろこしの見分け方の選び方をご紹介します。
◆ひげの見分け方
ひげが褐色または黒いもの
とうもろこしのひげが黒っぽくなっているのは、完熟のサインです。ひげは最初は白く、成長し熟れていく過程で黒っぽく変化していきます。
ひげがふさふさで本数が多い
とうもろこしのひげの本数は粒の量と同じです。ひげがフサフサしているものは実(粒)の数が多くぎっしり詰まっているということになります。皮付きのとうもろこしで中が見えなくても安心して選べます。
ひげの根元が鮮やかな黄色である
ひげの付け根部分が茶色っぽく枯れかかっているものは完熟しすぎていて、味も落ちます。根元部分は鮮やかな黄色い方がみずみずしく甘いです。
◆実の見分け方
実が先まで詰まっている
とうもろこしの先まで詰まっているものは、中もギュッと詰まっています。
実の色が薄い色(白っぽい)もの
白っぽい薄い色ものを選びます。黄色の方が美味しそうに見えますが、黄色の実は熟し過ぎてしまっているので、薄い色の方が甘みが強いのです。
◆皮・軸・重さ
皮の色が濃い緑色のもの
皮の色が濃い緑色のとうもろこしは、鮮度が高い証拠です。とうもろこしの皮は収穫後、時間と共に色があせていきます。新鮮さが失われたとうもろこしの皮は、薄緑や黄色っぽい色になります。
軸の切り口が白いもの
軸は青く、軸の切り口が乳白色でみずみずしくて新鮮なものを選びます。軸の切り口が黄色に変色しかかっているものは鮮度が落ちてきているサインです。
ふっくらとしてずっしりと重い
皮つきとうもろこしでみずみずしくて中身が詰まっている物は、皮の外から見てもふっくらしています。
手に取ってみて、ずっしりと重量のあるものは、鮮度もよく水分も蒸発せずに詰まっています。