とうもろこしは収穫された時点から鮮度が落ち、甘みがどんどん薄れてしまいます。すぐに食べきるのが一番いいのですが、正しい保存方法で美味しさを少しでも長く保ちましょう。生のまま、茹でた場合、それぞれの保存方法をご紹介します。
◆生のとうもろこしの保存方法
生のとうもろこしは、皮付きのまま保存します。皮がとうもろこしの水分を守ってくれます。
冷蔵の場合
皮付きのまま水で表面の汚れをさっと落とします。
濡らしたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室でひげを上にして立たせた状態で保存します。
保存目安:2~3日
冷凍の場合
皮付きのまま、1本ずつラップで包みます。さらにポリ袋か冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
あらかじめ実の部分だけ外して冷凍しても可能です。調理する際は、ラップに包んだまま電子レンジで加熱するか、ラップをはずして茹でます。また煮たり、焼いたりする場合は、凍ったまま調理できます。
保存期間目安:約1ヵ月
解凍方法
ラップのまま耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で、1本(300g)あたり6〜8分加熱します。
皮をむけばそのまま「ゆでとうもろこし」として食べられます。
料理に使う場合は、ラップをしたまま皮ごと電子レンジ(600W)で1~2分程度加熱してから皮をむき、食べやすく切って使います。まだかたい場合は、さらに1~2分加熱しましょう。
◆茹でたとうもろこしの保存方法
新鮮なうちに茹でましょう。冷凍する場合は、一手間を加えてから保存します。
冷蔵の場合
茹でたとうもろこしが熱いうちに、皮、ひげを取らずに1本ずつラップで包み、軽く粗熱を取ってから冷蔵室に入れて保存します。
・保存目安:3~4日
冷凍の場合
かために茹でて、3~4cmの輪切りにするか、実だけをはずして、水気をよく拭き取ります。
それを保存容器や冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。実の水分を保つため芯から切り離さずに保存しましょう。調理する際は、凍ったまま調理できます。
・保存目安:約1カ月